縁とは不思議なもので、
長崎の松翁軒さんで開催中の長崎の古陶磁展で
展示されている江戸時代の亀山焼の三段重と
同類品 ( 景色が違う ) を福岡の美術商から
紹介を受けました。 市場には殆ど出てこないので、
ちょっと頑張って所望しました。
染付山水楼閣人物文三段重箱 長崎亀山焼 ( 江戸後期 )
10.5cm x 10.5cm x 高さ18cm
記事の続きは右下の 続きを読む をクリックしてください。
story by アートギャラリー甲比丹 無料鑑定 出張鑑定 骨董 古美術 株式会社キーアクト
長崎の松翁軒さんで開催中の長崎の古陶磁展で
展示されている江戸時代の亀山焼の三段重と
同類品 ( 景色が違う ) を福岡の美術商から
紹介を受けました。 市場には殆ど出てこないので、
ちょっと頑張って所望しました。
染付山水楼閣人物文三段重箱 長崎亀山焼 ( 江戸後期 )
10.5cm x 10.5cm x 高さ18cm
記事の続きは右下の 続きを読む をクリックしてください。
story by アートギャラリー甲比丹 無料鑑定 出張鑑定 骨董 古美術 株式会社キーアクト
亀山焼とは当地長崎の江戸時代の幻の焼き物、
染付作品が中心の文人好みの焼き物で
伊万里焼とは違い残存数が少ないため、
市場で見かけることはあまり無い。
( 過去の亀山焼関連ページ )
その中でも 「 段重 」 と呼ばれる多層に重ねる作品は
焼成時の胎土の収縮不具合で実際の焼き上がりで
うまく重ならなかったりするため、完成品として
歩留まりが悪く、皿などに比べて残存品が極めて
少ないため、とても貴重なのです。
本作品は呉須の発色で絵付けも秀逸で南画風の
三段の絵柄もバッチリ合った優品です。
更にこの作品は中段が酒入になっており、
老師に茶を注ぐ唐子が描かれています。
うーん、いかにも亀山、とても粋な作品です。
保存状態も極めて優良で、酒入の注ぎ口の
部分に小さなカケがありますが、江戸時代の
古いものですのでご愛嬌程度です。
元来、数が少ない亀山焼ですので、思うように
このブログでご紹介できないのですが、久々に
名品が手に入りましたので亀山ファンの諸兄に
お楽しみ頂ければ幸いです。
早速お嫁入りが決まりました。 ありがとうございました。
story by アートギャラリー甲比丹 無料鑑定 出張鑑定 骨董 古美術 株式会社キーアクト
Season’s Greetings 2011 by keiko (12/25)